E-E-A-Tとは?

SEO

E-E-A-Tとは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略で、Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されてるウェブサイトの評価基準のことです。

E-E-A-Tの各要素の紹介

1.経験(Experience)とは?

E-E-A-Tの「経験(Experience)」とは、コンテンツに個人の体験や実践を通じて得た知識が含まれていることを意味します。Googleはこの経験を、WebサイトやWebページの情報の信頼性を評価する重要な要素と見なしています。

コンテンツに経験が反映されているかどうかは、その内容の具体性や詳細さ、実用性によって判断されます。

また、必ずしもコンテンツ作成者自身の経験である必要はなく、専門家や経験者から得た体験談を含めることや、お客様の声や導入事例などを取り入れることも効果的です。

SEOにおいて経験が重要視されるのは、実体験に基づく信頼できる情報を提供することでGoogleの評価を高めるためです。豊富な経験が含まれたコンテンツは、ユーザーにとって価値が高く、検索結果でも有利に働きます。

近年、ChatGPTなどの生成AIを利用したコンテンツが増加している現在、「経験」の有無はAI生成コンテンツとの差別化において非常に効果的です。AIが実際に体現して経験を積むことはまだ難しいからです。

自身の五感を通じた実際の体験が反映された生の声は、AI生成コンテンツに対する大きな競争力となるでしょう。

2.専門性(Expertise)とは?

E-E-A-Tの「専門性(Expertise)」は、特定の分野における深い知識やスキルを指し、信頼性と権威性を支える基盤となります。高品質な情報を提供することが求められています。

専門的な技術のノウハウ、学術研究、業界内の実績が含まれます。例えば、医療関連のWebサイトでは、医師や専門家による記事が高く評価されるでしょう。

Googleは、「自分のコンテンツに専門性が担保されているか」を確認するために、以下の質問に答えて自己評価することを推奨しています。

3.権威性(Authoritativeness)とは?

E-E-A-Tの「権威性(Authoritativeness)」とは、Webサイトやコンテンツがその分野でどれほど信頼されているかを示すものです。

Googleは、情報の正確性や信頼性を高めるために、権威性のあるコンテンツを優先します。このため、権威性を向上させることはSEOにおいて非常に重要です。

権威性を高めるためには、インターネット上だけでなく、現実の社会でも自社の認知度を高めることが必要です。

4.信頼性(Trustworthiness)とは?

E-E-A-Tの「信頼性(Trustworthiness)」は、Webサイトやコンテンツの情報がどれだけ信頼できるかに焦点を当てた指標です。信頼性の高いコンテンツやWebサイトは、ユーザーからの信頼を得やすく、その結果としてSEO評価も向上します。

信頼性を向上させるためには、正確な情報を提供し、情報源を明確にすることが重要です。

例えば、医療、健康、金融などの様々な専門分野に関するトピックでは、専門資格を持つ著者が執筆し、科学的な研究データや一次資料を引用することで、信頼性を高めることができます。

また、Webサイトがどの企業・組織・個人によって運営されているのかを明示することで、透明性を高めることも効果的です。

E-E-A-Tのなかで、もっとも大事な要素はどれか?

「Trustworthiness(信頼性)」がもっとも重要

GoogleはE-E-A-Tのなかで、もっとも大事で中心に置くべき要素は「Trustworthiness(信頼性)」だと発表しています。

総合的に信頼性が高いページであれば、訪問者の疑問やお悩み・要望を解決するのに役立つ可能性が高いからです。そのため、経験・専門性・権威性はもっとも重要な「信頼性」を担保するための要素と考えたほうがよいでしょう。

また、Googleは「E-E-A-Tのすべてにおいて優れている必要はない」としています。

例えば小規模な工務店よりも、大企業のハウスメーカーのほうが、ドメインパワーや被リンク・サイテーションの獲得力では優れているため、権威性は高く評価される傾向があります。 しかし、小規模な工務店でも、地元密着の家づくりのプロフェッショナルとして活動してきた知識・経験をわかりやすくコンテンツ化して掲載すれば、経験・専門性が高いと評価されて、大企業のハウスメーカーのコンテンツの検索順位を上回る場合があります。

E-E-A-Tのすべての要素が高いレベルにあることが望ましいが、弱い要素があっても他の要素を充実させることでコンテンツの価値を高めることができます。

YMYLコンテンツではE-E-A-Tをより意識するのが重要

YMYL(Your Money or Your Life)コンテンツでは、E-E-A-Tの重要性が特に高まります。

→YMYLとは?

YMYL(Your Money or Your Life)とは、Googleの検索品質評価ガイドラインのなかで使われている用語で、人々のお金や健康、安全、幸福に直接影響を与える可能性があるジャンルを指します。

主に金融、健康、法律、社会福利など、個人の重要な決断や行動に関連するコンテンツは、生活や人生に大きな影響を与えるため、YMYL対象のコンテンツは通常のWebページよりも厳しくE-E-A-Tが評価されます。

人々のお金や健康、人生に大きな影響を与える可能性があるジャンルのコンテンツを作成する際には、特にE-E-A-Tを満たすように作成することを心がけるのが重要です。

E-E-A-Tの各要素を高める方法は?

1.経験(Experience)を高める方法

これまでの仕事の体験談を盛り込む

「経験(Experience)」を高めるためには、その業界での長年の実務経験をコンテンツに反映させることが効果的です。

例えば建築会社や工務店の場合、実際の家の建築やリフォームに携わったプロフェッショナルとしての実体験を文章化することで、信頼性と専門性を高めることができます。

こうした具体的な経験をコンテンツに盛り込むことで、訪問者に専門的な見解や解説が提供され、Webサイトの評価が向上します。

お客様インタビューや事例を紹介する

企業が運営しているサイト内の情報は、商品やサービスを売りたい側の言葉として捉えられ、訪問者にとって客観性に欠ける場合があります。しかし、お客様の生の声を掲載することで、訪問者はよりリアリティを持って内容を理解できるようになります。

2.専門性(Expertise)を高める方法

その業種のプロとしての知識・ノウハウを紹介する

「専門性(Expertise)」を高めるためには、その分野における深い知識や経験をコンテンツに反映させることを重要です。

例えば新規の顧問契約を獲得したい税理士事務所であれば、会社を新規設立したい方向けに役立つ情報やサービスを提供するのが有効です。また、知見を交えたうえでのお悩みを解決できるコンテンツも有効です。

専門資格などの情報を記載する

会社や従業員が保有している資格や認証をWebサイトに記載することも、専門性をアピールする効果的な手段です。これらの情報を記載することで、Googleだけでなく訪問者にも専門性を客観的に示すことができます。

3.権威性(Authoritativeness)を高める方法

被リンクを獲得する

「権威性(Authoritativeness)」を高めるためには、信頼できるWebサイトからの被リンクを獲得することが重要です。

被リンクが多いサイトは、多くの論文に引用される出典元のように見なされ、信頼性が高いと評価されます。

ただし、被リンクは量だけでなく質も重要になります。、無関係なサイトからの被リンクよりも、自分のサイトに関連する内容を扱うサイトからの被リンクの方が高く評価されます。

信頼性の高いクオリティのコンテンツを積み上げ、自然に被リンクを集めることが重要です。また、他のメディアからの取材を受けるなど、現実の活動も被リンク獲得に役立ちます。

サイテーションを獲得する

サイテーションの獲得も権威性を示すのに有効な方法です。

サイテーションとは、あなたのWebサイトや企業名が他のサイトで言及されることを指します。これには必ずしもリンクは伴いません。

例えば、業界内の報告書や論文であなたのWebサイトが参照されることもサイテーションに該当します。 サイテーションを増やすには、公式な業界イベントへの参加やプレスリリースの配信、地域コミュニティでの活動などが効果的です。

また、FacebookやX(旧Twitter)などのSNSからのリンクは、nofollow(相手先サイトに自サイトの評価を渡さないでリンクさせる設定)が付いているので、被リンクという観点からすると効果が薄いですが、サイテーションを高めるには大いに役立ちます。

→サイテーションとは?

公的な認定や、受賞歴・表彰歴を掲載する

会社の商品・サービス・技術が広く認められ、公的な認定や、何らかの受賞歴・表彰歴を持っている場合、それらを企業ホームページに明記するのも権威性を高めるのに役立ちます。従業員が技術コンクールで受賞した情報などは、自社のホームページに積極的に掲載するのが良いです。

4.信頼性(Trust)を高める方法

WebサイトにSSL(暗号化通信)を導入する

Webサイトの信頼性を高める初歩的かつ必須のステップが、SSLの導入です。これは、Webサイトとユーザー間のデータが暗号化されて安全に送信されることを保証するものです。

SSLを導入しているWebサイトは、URLが「http」ではなく「https」と表示されます。この「s」はSecure(安全)を意味します。

GoogleはSSLの導入を推奨しており、SSL未導入のサイトをGoogle Chromeで閲覧すると「保護されていない通信」という警告が表示されます。また、SSLはGoogleの順位評価基準にも含まれており、SSL未導入のままだと検索順位に悪影響を及ぼすことがあります。

GoogleはSSL未導入のサイトには著しく評価を下すため、必ずSSLを導入する必要があります。

運営会社についての情報を掲載する

運営会社の詳細情報(住所、連絡先、運営者の背景など)を記載することは、Webサイトの透明性は信頼性を高めるうえで極めて重要です。

ユーザーはそのサイトが実体のある信頼できる企業によって運営されていることを理解しやすくなります。また、具体的な連絡先を提示することで、何か問題が発生した場合に迅速に対応できる体制が整っていることも示されます。

Googleビジネスプロフィールを作成する

Googleビジネスプロフィールとは、Googleの検索結果やGoogleマップに企業情報・店舗情報を正確に表示させるサービスです。現代のデジタルマーケティングでは、Googleビジネスプロフィールの作成が必須です。

Googleビジネスプロフィールの情報が充実していれば、見込み顧客に企業の活動を詳細に伝えることができ、信頼性が向上します。また、Googleビジネスプロフィールを通じて、営業時間、所在地、顧客レビューなどの有益な情報を提供することで、ユーザーからの信頼を獲得できます。

そのほか、Googleビジネスプロフィールはローカル検索時の検索順位にも大きく影響するため、商圏が限定されている場合は必ず作成してください。

E-E-A-Tを意識してコンテンツを作るは、検索エンジンだけでなく訪問者にも信頼されるサイトになる

E-E-A-Tの向上は、検索順位の向上とアクセス数の増加に効果的ですが、それ以上に重要なのは、E-E-A-Tを満たしたコンテンツやWebサイトが訪問者や見込み顧客から信頼されることです。

訪問者や見込み顧客からの信頼は、検索順位の向上以上のポジティブな効果をビジネスにもたらすことになります。ぜひ信頼されるWebサイトを目指し、E-E-A-Tを満たしたコンテンツ作成を心がけてください。

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